イフジ産業のサステナビリティ方針

イフジ産業株式会社は安全・安心・信頼できる企業であり続けることを前提として、全社で食品安全を最優先に企業活動に取り組みます。

「お客様に信頼される品質とサービスを提供し、安全・安心・信頼できる企業であり続ける」ことを前提として、
環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点を取り入れ、持続可能な未来の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
私たちは、このサステナビリティ方針に基づき、社員一人ひとりが責任と誇りを持って行動し、
持続可能な社会の実現に向けた取り組みを継続してまいります。

環境(Environment)への取り組み

卵殻廃棄ゼロへの取り組み

持続可能な未来の実現を目指し、卵殻廃棄ゼロを重要な目標としています。
私たちの製品が環境に及ぼす影響を最小限に抑えるため、以下の取り組みを進めています。

再利用の推進

卵殻を再利用し、新たな資源として活用する方法を開発します。
農業用肥料・ライン材・建材の原料としての利用以外にも、卵殻・卵殻膜を有効に活用するためタマゴテックに取り組みます。

企業連携の強化

卵殻・卵殻膜の有効活用を促進するため、パートナー企業との連携を強化し廃棄物削減に努めます。

教育と啓発活動

卵殻リサイクルの重要性についての教育や啓発活動を実施し、共に持続可能な社会を築いていきます。

この目標を達成することで、環境負荷の低減に貢献し、企業としての社会的責任(CSR)を果たしてまいります。

原料(鶏卵)に由来する廃棄物とその再資源化

2023年度の総生産量は62,989.1トン、原料由来の廃棄物量は8,502.3トンとなりました。そのうち、リユース・リサイクルなどで74.6%が再資源化されました。

廃棄物排出量と再資源化量のグラフ
2023年度のリユース・リサイクル等の再資源量のグラフ

省エネ活動と原単位削減への取り組み

持続可能な社会の実現に向け、省エネ活動に積極的に取り組んでまいりました。
その結果、5年連続で省エネ優良事業者(Sクラス)評価を受けることができました。
これからも地球環境に優しい企業として以下のような目標を掲げ、さらなる原単位削減に努めます。

※原単位削減は、製品を生産する際に使用されるエネルギーや排出されるCO2量を製品単位あたりで減少させることを意味します。

原単位削減の具体的目標

2030年度までに原単位を20%削減する(2020年度比)ことを目指します。
この目標達成に向けて、エネルギー効率の改善、新技術の導入、リサイクルの促進などを進めてまいります。

再生可能エネルギーの利用拡大

工場やオフィスでの再生可能エネルギーの導入を推進し、エネルギー使用における環境負荷を一層低減します。
太陽光発電の活用や、省エネルギー設備の導入を推進しています。

サプライチェーン全体での取り組み

弊社単独ではなく、サプライチェーン全体で協力し、CO2削減の取り組みを拡大します。
パートナー企業との連携を強化し、より効果的な削減戦略を構築します。

社員と社会への教育・啓発活動

社員をはじめ、社会全体への環境意識を高めるため、教育および啓発活動を積極的に展開します。
すべてのステークホルダーと共に、持続可能な未来を構築していくことを目指します。
これらの取り組みを通じて、弊社は環境負荷を低減し、社会的責任を果たす企業として努力してまいります。
お客様や地域社会とともに成長し、次世代により良い環境を残すために邁進していきます。

社会(Social)への取り組み

食の安心・安全の取り組み

品質方針

私たちは、お客さまに安心して安全な製品を使用して頂くために、以下の事項を確実に実行します。

  1. 法規制・社内ルールを遵守し、お客様の信頼に応えます。
  2. 常にお客様に求められる製品の開発・製造に努めます。
  3. 品質の継続的な改善と高い安全性の追求に励みます。
  4. 省エネルギーならびに資源の有効利用に積極的に取り組みます。
  5. 品質方針をすべての従業員に教育・周知させます。

食品安全方針

私たちは、他社に負けない創意工夫と忍耐・勇気をもって会社に持続的な成長と利益をもたらし、法令と企業倫理の遵守を通じて、
社会から信頼される存在であり続けられるよう「安心・安全」な製品を提供します。

  • お客様から対価をいただくに値する安定した品質で安定的に供給し続けます
  • 食品安全に関する情報を常に収集し社内外のコミュニケーションを図ります
  • 必要な知識や技術の習得・向上に努めます
  • 食品安全方針を達成するために、食品安全目標を設定し、見直します
  • 食品安全に関する取り組みを改善し続けます

FSSC22000取得状況

事業部 認証取得日
関東事業部 2018年5月
関西事業部 2021年7月

健康経営の推進

Health Management Declaration

健康経営宣言

私たちは、従業員一人ひとりが「ココロ」と「カラダ」が健康で、前向きに働くことが大切だと考えています。
そのために、従業員一人ひとりが健康維持に取り組むことに加えて、会社は従業員の健康づくりを支援します。

2023年12月 代表取締役社長 藤井宗徳

人材育成宣言

当社は、創業から現在まで、順風満帆に来ることができたわけではありません。様々な危機、環境変化に直面する中で、社員一人ひとりが自らを変化させてきました。今後も、変化への対応力を高め、会社も社員も変化と成長を遂げていくことが求められます。
当社の目指す人材育成とは、「社員一人ひとりが自律的に成長し、その個の力が活かされる環境を構築していくこと」です。
当社がミッションを果たすためには、収益の源を創造し、維持、成長させていく人材が必要です。当社は、個の持ち味を発揮できるように、幅広く活躍の機会を提供し、また、組織の力を強めていけるように、働きがいのある環境づくりに積極的に取り組んでいきます。社員に求める人材像は、以下のとおりです。

①自らの専門性を磨き、環境変化に適応できる高い職務能力を持った人材
②当事者意識を持ち、課題を発見し、解決策を見出し、関係者と協調しつつ成果を出せる人材
③組織をリードするための影響力を備えた人材

健康経営推進体制

健康経営推進体制の図

健康経営戦略マップ

健康経営についての図
健康調査の集計

ガバナンス(Governance)への取り組み

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

イフジ産業グループは、株主から託された資本を用いて事業活動を行い、企業価値を増大させることが大きな使命の一つであると考えております。また、当社は公開会社でもあることから、株主の負託に応えることはもちろん、お取引先、地域社会や地域住民の方々、従業員等に対する社会的責任を果たしていくこと、全ての株主について平等に扱うこと、株主の権利行使の環境整備を行うこと、株主との対話を促進することも重要な責務であると考えております。
これらの使命や責務を果たしていくためには、コーポレート・ガバナンスの確立が経営の大きな課題であると認識しております。このような認識のもと、取締役会を原則として毎月1回開催し、月次の業務報告を行い、また、経営上の諸問題を討議し、的確な意思決定や業務執行、並びにその監督・監視ができる体制を構築しております。また、独立社外取締役を委員長とする指名・報酬諮問委員会を設置し、取締役の指名及び報酬に関する機能を強化しております。
※コーポレートガバンナンス報告書は以下の場所に開示されてます。

ガバナンス体制

ガバナンス体制の図

法令遵守(コンプライアンス)宣言

  • 私たちは、就業規則および「私たちの行動基準」を遵守します。
  • 私たちは、法令はもとより、世間一般で常識とされている社会規範を遵守します。
  • 私たちは、業務上必要なあらゆる法令等について、その趣旨を理解すべく研鑚を積みます。
  • 私たちは、職場におけるハラスメント行為は、人権にかかわる問題であり、従業員の尊厳を傷つけ、職場環境の悪化を招くため、断じて許しません。

また、指導とハラスメントは異なります。
指導は、従業員の成長と業務の改善を目指すものであり、尊重と敬意をもって行われなければなりません。
一方、ハラスメントは、「マウント」したり、他人を不快にさせたり、意地悪したりしようとする、底意がある行為であり、当社の価値観に反します。
当社は、以上の宣言を通じて、公正で健全な職場環境を維持し全ての従業員がその能力を最大限に発揮できるよう努めています。

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